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日露関係 便りのないのは良い知らせ

日本の対露制裁参加での影響に関心深まる 今年も例年通り10月をモスクワで過ごした。出張である。資料館や図書館で仕事し、学会発表や講演をし、同僚たちと今後の展望等について色々と情報交換をした。...

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秋野豊博士が殉死した山岳の国—ボボゾダ駐日タジキスタン大使 インタビュー

タジキスタン経済成長率は7% タジキスタン国旗(左)/タジキスタン国章(右) ボボゾダ大使 タジキスタンは、1991年9月9日に独立、翌92年2月には、日本との間で外交関係を樹立。独立後、連崩壊後の混乱や5年間に渡る内戦(※1)といった困難な時期を乗り越えてきました。ソ連崩壊で経済貿易構造が崩壊し、大きな打撃を受けました。...

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日本のアニメ、“ソフトパワー”としての実力を問う

アニメ・マンガはより広い興味への導き役 多くの米国の日本研究者たちと同様に、私はアニメやマンガの人気を、ある意味両刃の剣だと感じている。学生たちが日本のアニメ映画やテレビ番組からではなく、その歴史の面白さや、独特の音楽的伝統、卓越した科学技術などに魅せられて、日本に関心を抱いてくれればいいのにとたびたび思う。 その一方で、地域研究という学問分野をめぐる状況が厳しい中で、学生たちの興味も日本以外の...

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日ロ関係改善へ、もっと日本の‟独自色”を出せ!

ソチ五輪までは良好だった日ロ関係 ——日ロ関係の現状をどう分析されていますか? 鈴木宗男...

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名誉回復に44年間かかった「日本のシンドラー」杉原千畝

杉原の“過酷な半生”を2015年冬に映画化 戦後70年、リトアニアでユダヤ難民6000人を救済した元外交官・杉原千畝(すぎはら・ちうね、1900~86年)の過酷な半生を描いた映画「杉原千畝 スギハラチウネ」が、2015年冬に公開される。杉原を演じるのは俳優・唐沢寿明、メガホンは米国人だが日本で生まれ育ったチェリン・グラック監督。 鈴木宗雄氏...

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安倍首相の訪米:公式、非公式の受け止め

安倍晋三首相の4月末から5月初めにかけての8日間の訪米は、公式には成功だった。訪れたボストン・ハーバード大学、ワシントンDC、シリコン・バレー・スタンフォード大学、ロサンゼルスの4カ所では、首相を経済改革と強力な日米同盟の推進者と見なす多くの米国側主催者から温かい歓迎を受けた。...

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中国をけん制しつつ、ロシアとは対話継続

ドイツ南部エルマウで6月7、8の両日開かれた主要国首脳会議(サミット)。日本で強い関心のある項目について、安倍晋三首相の動きと会議の結果をまとめた。 対中国関係 中国の海洋進出をめぐり、安倍首相はサミットの場で「東シナ海、南シナ海での一方的な現状変更の試みは放置してはならない」と指摘。首脳宣言では海洋安全保障の項で、中国の名指しは避けたものの「威嚇や強制、武力行使、大規模な埋め立てを含むいかなる一方...

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日本文化ブームのルーツ ジャポニスムの時代

Nippon.comでは、これまでにも日本文化の海外での受容のされ方をさまざまな形で伝えてきたが、今回はそのルーツについて説明してみよう。 日本美術の欧州上陸は陶磁器・漆器から...

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日本外交に望まれる5つの転換

修正、脱却、転換、超越、再編というキーワード いま日本では、日米同盟の深化がさけばれる一方、沖縄の基地問題についての国民的コンセンサスの欠如が目立つ。また、中国の政治的、軍事的台頭への対応が必要であるにもかかわらず、いまだ、過去の歴史問題が外交問題化することを防ぎ得ないでいる。加えて、国際的テロ行為や軍事行動による現状変更行為に対する日本自身の対応の仕方も再吟味されつつある。こうした情況は、日本...

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交渉再開、それでも遠いプーチン年内来日

やむを得ぬ中露接近 1996年に中露両国は「戦略的パートナーシップ」を表明し、2001年に「中露親善友好協力条約」を締結した。その3年後である2004年に4300キロに及ぶ国境画定に同意し、領土問題に終止符を付けた。しかし、それ以降に両国のパワーバランスが崩れた。その背景には、中国経済の飛躍的な発展があった。...

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「ヒロシマ」から「イセ・シマ」サミットへ

日米関係の深化示すケリー米国務長官の広島訪問 1枚の写真が、合意文書以上に雄弁にその成果を語ることがある。4月11日に開催された主要7カ国(G7)広島外相会合の際の、原爆死没者慰霊碑の前で肩を寄せ合う岸田文雄外相とケリー米国務長官の写真は、まさにそのような1枚であった。...

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米次期政権は日本、アジアとどう関わるのか

トランプとクリントン:「好感度低い」2人の戦いに ようやく米国大統領選挙予備選挙の結果が見えてきた。しかし、その結果は多くの予想を裏切るものだった。いまだにその結果が信じられないと感じている人も少なくないだろう。 共和党は混乱の末、ドナルド・トランプ候補が党指名を獲得することがほぼ間違いない状況になってきた。トランプ氏は指名獲得の過程で、既存のルールやこれまでタブーとされてきたことをちゅうちょなく...

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安倍、モディ政権下での日印連携強化の展望と課題

モディ政権2年の成果は ——政権発足から約2年、ナレンドラ・モディ政権をどのように評価しますか。 国内での首相に対する支持は依然として高いといえるでしょう。2年前に選挙に勝ったのもそのカリスマ的な魅力に加え、能力もあったからです。高い人気は当面持続すると思います。 インド人民党(Bharatiya Janata...

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北方領土に本気で取り組み—安倍首相

9月2日、ロシア極東のウラジオストクで行われた安倍晋三総理とロシアのプーチン大統領との首脳会談の結果は、日本領土交渉と日露の戦略的提携を進める上で大きな意味を持つ。 大戦略としては、経済協力、国際問題に関する協力関係をこれまでと質的に異なる段階に高めることによって、日露間最大の懸案である北方領土問題の早期解決を図ることと日本政府は意図している。 経済については、5月6日にロシア南部のソチで行われた日...

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「積極的平和主義」に転換する日本の安全保障政策

国家安全保障会議(日本版NSC)が、2013年11月27日のNSC設置法成立を受けて、12月4日に設立された。また、同法と密接な関係を持つ特定秘密保護法が12月6日に成立した(12月13日公布、施行は1年以内)。さらに12月17日の閣議で「国家安全保障戦略」(NSS: National Security...

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日本の「ユーラシア外交」(1997〜2001)

戦後の日本外交において、「ユーラシア外交」を展開した時期があっただろうか。 ユーラシアとは、日本列島の西側に広がる巨大な大陸であり、西端はヨーロッパに、南端はインド亜大陸に、その中間から中東につながっている。この大陸の東端にある中国、韓国との関係を見据えつつ、大陸の面積の多くを占めるロシアや中央アジア諸国との連携を深めようというのがユーラシア外交である。 私は、そうした時期があったと思う。それは...

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ウクライナ問題を活用した積極外交を

ウクライナは米ロ角逐の天王山 「ソ連」という帝国が崩壊したのは約20年前だが、ロシアの周縁諸国はいまだに不安定性を抱えており、今はウクライナ情勢が荒れている。これはロシアの後退を確定的なものとするか、それともプーチンのもくろむソ連復活を助けるものとなるか、天王山ともいえる事件なのである。...

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第1次大戦後の大国間協調と日本外交

第1次世界大戦後から1920年代の日本は、それまでの帝国主義的な外交路線を転換し、世界的軍縮の流れに沿い国際協調に努めるとともに、中国に対する内政不干渉政策を追求した。これは不利になった国際環境のもとで日本が追い込まれた結果であるというイメージがあるが、それは日本なりの新外交への対応であったことを述べたい。 第1次世界大戦が積極化させた自立的“対中外交”...

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モディ新首相訪日は日印戦略的連携強化の幕開け

主要国への初外遊先に日本を選択 今夏予定されるインドのナレンドラ・モディ新首相の訪日は、歴史ある豊かな民主主義国家である日本と、世界最大の民主主義国家であるインドとの戦略的な関係を強化するだろう。モディ首相が主要国への初外遊先として日本を選んだことは、インド政府が経済面や安全保障面で日本を重視するという姿勢の表れに他ならない。 一方、日本もインドを重要なパートナーと位置付けている。それは、2013年...

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日露関係 便りのないのは良い知らせ

日本の対露制裁参加での影響に関心深まる 今年も例年通り10月をモスクワで過ごした。出張である。資料館や図書館で仕事し、学会発表や講演をし、同僚たちと今後の展望等について色々と情報交換をした。...

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